こんばんは、上本町店のシノです。一週間ぶりですね。昨日、夜ごはん食べ過ぎて久しぶりに散歩に行きました。弁天町に引越して既に1年半経ちましたが、周りどんな店あるか全く把握できていませんので、1時間ほどぶらぶらして九条の商店街まで行きました。
そこで、思わぬ事態が!
こちらの写真を見て下さい。可愛らしいキャラクターですね!さらに商店街のスローガンも日本語、英語、韓国語、中国語で書かれて外国人にやさしい感じでなんか嬉しいです。
でもよく見てみると…中国語がおかしい!
「便利」 → 「方便」 ○
「元気」 → 「元气」 意味通じるから○
「広い」 → 「偏出」 …なんでこうなる??
「商店街が広いよ!」をアピールするなら、中国語の「宽广,宽阔,宽敞」のどちらに訳しても正解なのに、なぜ「偏出」なの…ちなみに、「偏出」の意味は「(位置)ずれる、偏る、傾ける」です。「便利!元気!ずれる!」っておかしいですね。
よく考えたら、来日中国人観光客が増え続けてきて、中国語の看板とメニューも増えてきました。もちろんそれを見てやっぱり日本人は親切だなとみんなもきっとそう思ってくれているが、翻訳の質がバラバラで、逆に笑われてネット上の話題になってしまいました。
最近一番有名な「事件」は東京上野動物園パンダ館前にある看板。日本語で「お静かにご覧ください」というメッセージが書かれています。英語訳は「Quiet Please」ですが、中国語訳は「静静請看」になっ ています。その意味は…静ちゃん、見てください」という訳になってしまいます。静ちゃんはだれ?静ちゃんは見たくないと言ったらどうしよう!?
ほかもたくさんあります。例えば
公園:「乗り場は、向こう側です」→「単程不能再来」
意味「一方通行で戻ってはいけない」。なぜ乗り場に行ったら戻れなくなる!?
ホテル:「この部屋を掃除しました」→「我是打掃房間」
意味「私は部屋掃除です」。もしもし、部屋掃除さん、久しぶりですね!…
某量販店:「万引きは犯罪です。発見次第、警察に通報します」→「高是犯罪,找到在次序和警察通」
意味:…ごめんなさい、中国語だけ見たら何言ってんのか全く分かりません!
調べてみればこのような変な翻訳がまだまだいっぱいあります。いいことをやっているのに、中途半端な翻訳で結局全てを台無しにしてしまって、とても残念なことです。2020年のオリンピックになったら、きっと今より何倍の外国人が来られるでしょう。中国語だけではなく、韓国語や英語なども、きちんと翻訳してほしいな~