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賃貸マンションの退去 家賃を日割りで払う
月の途中で賃貸マンションの退去を行う方であれば「退去までの家賃は日割りで支払えるのか」ということに関して気になるのではないでしょうか?
今回は賃貸マンションの退去時は家賃を日割りで支払うことはできるのか、また退去の申し出を行うタイミングや退去の流れについてもご紹介していきます。
賃貸マンションの退去を申し出るタイミングは?
賃貸マンションを退去する際に気をつけておきたいのが、「退去を申し出るタイミング」です。
とくに次の新居も賃貸物件の場合、退去を申し出るタイミングが早すぎても遅すぎても良くありません。
タイミングを誤ってしまうと旧居の家賃と新居の家賃が二重で発生してしまい、支払いが被ってしまう期間ができてしまうでしょう。
この二重家賃を回避するためには、引っ越しを決めた直後に賃貸マンションの契約書に記載された退去予告に関しての項目を確認することが大切です。
その項目に目を通して「いつまでに退去の申し出をすれば良いのか」を確認していきましょう。
退去予告のタイミングに関して、多くの賃貸物件では「1ヶ月前まで」「2ヶ月前まで」という条件を設定しています。
正式に退去するまでは家賃が発生するため、注意してください。
家賃の清算方法は「月割り」か「日割り」か?
賃貸マンションの契約書には、「契約終了月に関する家賃の清算方法」について記載されているかと思います。
清算方法としては「月割り」と「日割り」の2種類がありますが、住んでいる賃貸マンションの清算方法はどちらなのかを確認してみましょう。
「日割り」の場合
「日割り」の場合、退去する日までの家賃を日ごとに支払う必要があります。
15日退去の場合は1~15日までの家賃を支払うということになるのです。
「月割り」の場合
「月割り」の場合、その月の途中で退去してまだ残りの日数が残っている場合でも1ヶ月分の家賃を支払わなければなりません。
たとえ15日に退去した場合でも31日までの家賃を支払う必要があるのです。
日割りの清算方法は分かりやすくおすすめですが、あくまでもこの清算方法は賃貸マンションの契約書に記載されている方法に従う必要があります。
そのため「月割り」の場合は、賃貸マンション解約月の最終日を退去の日に指定しておくと良いでしょう。
【賃貸マンション】退去までの流れ
退去が決まった場合、退去の1ヶ月・2ヶ月前までに貸主もしくは不動産会社に退去の申し出をするようにしてください。
また申し出の方法に関しても、電話で良いのか書面提出などが必要なのかも確認しておくことが大切です。
退去日が決まっている場合は、この申し出のタイミングで一緒に伝えましょう。
退去日までに「住民票の転出届を出す」「電気や水道などの終了手続き」などの手続きを行うようにします。
その次に退去の立会いがあります。
この退去の立会いでは、貸主・不動産会社の担当者とともに物件の傷・汚れを確認していきます。
この立会いで問題なしとなった場合、その場で部屋の鍵を返却となることもあるため、あらかじめすぐに出せるように用意しておいてください。
退去し1ヶ月ほど経った頃に、余った敷金が返金されます。
どれくらいの金額が差し引かれたのかを確認してみると良いでしょう。
おわりに
今回は賃貸マンションの退去時は家賃を日割りで支払うことはできるのか、また退去の申し出を行うタイミングや退去の流れについてもご紹介しました。
賃貸マンションにおいて退去日までの家賃清算の方法には、「日割り」「月割り」の2種類があります。
どちらかを選べるということではなく、あくまでも賃貸契約書に記載されている清算方法で支払いを行うようにしましょう。