メセナひらかた会館で「北大阪まちづくりフォーラム」開催

1月22日、大阪府枚方市のメセナひらかた会館で「北大阪まちづくりフォーラム」が開かれました。この場で大阪府が推進する「グランドデザイン・大阪都市圏」というプロジェクトに基づき、淀川流域の都市を中心に「淀川舟運を活用した沿川地域の魅力づくり」をテーマに地域の人々が魅力を発表、そして専門家を交えて街づくりを議論しました。
第一部では全部で11の団体が各々の地域の魅力や課題を10分間の持ち時間で発表しました。みなさん非常にユニークなアイデアのあるプレゼンで楽しませてくれました。
第二部では国土交通省淀川河川事務所や岩清水八幡宮などから代表でいらっしゃった専門家6人が議論をし、淀川の舟運を利用してどのように魅力的な地域にしていくかの討論が行われていました。市区や府の境にとらわれない広域で連携した活性化の動きをしていくことで外国人観光客を相乗効果的に呼び込めるんじゃないかと思える時間でした。
この「グランドデザイン・大阪都市圏」は欧米で盛んなBID(ビジネス改善地区:Business Improvement District)の日本版で、大阪府が主催しています。おおさか維新の会が提唱している「大阪の副首都化」に向けて、より大阪を活性化することを目的として進められているのでしょう。
残念ながら副首都を名乗るには現時点で国家としての機能も、街としての活気など民間部分も東京に比べると大きく劣るのが現実です。こんな民間の人たちも参加できる場が増えて、街が活気づいていくのが副首都化へ向けての大きな一歩になるでしょう。