中岡　範人

私が入社した平成12年（西暦2000年）は、お部屋探しといえば雑誌やチラシでしていた時代です。
店舗数もまだ関西圏で30店ほどでしたが、創業期から成長期へと移行する中で会社に勢いがあり、出店している地域の他業者からも一目置かれる存在でした。

その後の10年で、全国出店、BtoB事業・カスタマーサービス事業などを起ち上げ、右肩上がりの成長を遂げてきました。
この間に世界はリーマンショック、インターネットの普及など大きな時代の変化を経験し、お部屋探しはWEBサイトが主流となり私たちの仕事も一変しました。

時代の大きなうねりの中を勝ち残ってこられたのは、当社の社風によるところが大きいと思います。不動産賃貸業は地域との密着度合が強い業態です。
地域の特性・市況に合わせた営業戦略が必要となるため、当社では現場のトップであるマネージャー・店長に大きな裁量権が与えられており、社員がやりたいこと、やってみたいことを自由にやらせてもらえる風土があります。
一方で、店舗からの提案や好事例をもとに経営陣が新たな経営方針を打ち出したときの、全店・全社員で取り組む団結力・スピード感・実行力は企業規模に似合わず凄まじいものがあります。

私が統括する堺エリアでは、店舗間での情報共有と人材育成に重点を置いています。 各店が商圏とするエリアでNo.1を目指しており、そのために物件情報も共有し、時には応援人員を出すなどお互いに協力し合っています。 結果、堺全域で賃貸住宅サービスがNo.1になることを目指しています。

人材育成では、統一の育成カリキュラムに沿って基礎教育を徹底することで、どの店舗でも活躍できる地盤を作ります。 近年は特に女性社員の活躍が目覚ましく、女性が働きやすい職場環境づくりをまだまだ推し進める必要を感じています。

私のエリアでは協調・団結を重視しています。
人間関係でストレスが溜まらない、誰もが活躍できる職場環境づくりを心掛け、ここ5年間でも退職者は2名のみです。
協調の上に個性を発揮し、何事も自分から発信できる人を求めています。