収納力UPで満足度もUP!ウォークインクローゼットという選択肢

収納力UPで満足度もUP!ウォークインクローゼットという選択肢

収納力UPで満足度もUP!ウォークインクローゼットという選択肢

新築物件(自由設計)後悔ポイント第2位が収納不足

賃貸住宅を選ぶ際に重視されるポイントとして〝部屋の広さ〟〝家賃〟〝駅からの距離〟があげられます。どれも捨てがたい項目ですが、今回これらと比較したいのが昨年発表された、『新築注文住宅の間取り後悔ポイントランキング(※)』です。「後悔している」として集まった声を見てみると、1位は〝部屋の広さ〟、そして2位が〝収納不足〟という結果に。
賃貸物件選びの際には優先ポイントにあがりにくい〝収納力〟ですが、ここを満たすことで満足度の高い物件となり、入居期間を延ばすことができます。

では、どのような設計をすれば満足度の高い収納となるのでしょうか。今回は、昨今人気の『ウォークインクローゼット』に着目し、収納力アップのためのポイントを解説します。

※新築間取りの後悔ポイント10選!【23万人に聞いた失敗談をランキングで発表!】
注文住宅を後悔させない家づくりメディア THE ROOM TOUR (the-room-tour.com))

図)収納力

収納力アップのポイント

収納する物を想定する

クローゼットは大きければよいというわけではありません。「何を収納するか」を想定することが重要。大きい物や背の高い物(例:布団、スーツケース、ゴルフバッグ)かさばるもの(例:洋服、生活雑貨)など想定しながら設計しましょう。
また、掃除機のような家電も収納することで居室の生活感が減って満足度が高まります。

ハンガーパイプを充実

増えやすい物のひとつが洋服。限られたスペースで服の増加に対応するには、ハンガーパイプがカギとなります。
アームハング棚柱を設置することでパイプの増設や自由な高さ変更が可能に。
着丈の長い服と短い服、それぞれ別エリアに掛けられるようにできれば収納量と利便性がアップします。

フレキシブルな可動棚

住む人のライフスタイルによって、持ち物は大きく異なります。そこに対応するには、可動棚の設置が欠かせません。
持ち物の量に合わせて棚の枚数を増減できるようにすることで、本・バッグ・アクセサリー・靴など、どんな趣味の方にも対応できます。
結果的に家具を置かずに済むので、部屋が広く使えることが大きな魅力。

コの字型万能クローゼットの設計

使い勝手が良く収納量も充実したクローゼットとは、具体的にどのようなものでしょうか。
居室には必要最低限の物しか置かずに済むような収納力を備えた、万能コの字型ウォークインクローゼットの設計をご提案します。
ウォークインクローゼットは一般的な1畳の押入れと比べて床面積は取られますが、物が取り出しやすく、人の作業するスペースも最小限に抑えられます(下図参照)。
また、居室の壁面が増えることで、家具配置の自由度も増します。

図)コの字型万能クローゼットの設計

最後に

新築や賃貸物件選びにおいて、『新築注文住宅の間取り後悔ポイントランキング』では収納不足が第2位にランクインしていますいることが分かりましたね。これは、住まい選びで重要視される「部屋の広さ」「家賃」「駅からの距離」といった要素と同様、収納力を優先させることで快適な住環境が得られると考える方が多いからです。具体的な改善策として、ウォークインクローゼットの導入を検討してみましょう。

効果的なウォークインクローゼットの設計には、収納すべき物の種類を事前に想定することが必須です。また、ハンガーパイプの充実や可動棚の設置により、洋服や雑貨など様々なアイテムの収納に適応できる柔軟性が求められます。

さらに、コの字型ウォークインクローゼットは使い勝手が良く、効果的な収納スペースを提供します。床面積は多少取られますが、物の取り出しが簡単であり、居室のスペースを有効活用できるため、家具の配置にも自由度が増します。

このような措置を講じることで、収納力を高め、生活感を減らした清潔感ある居室を実現し、住む人の満足度を大きく向上させることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

著者情報

賃貸住宅サービス

賃貸住宅サービス住まいのお役立ち情報編集部 株式会社グラート

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