【貸店舗探し】地下店舗にするメリットや注意点

【貸店舗探し】地下店舗にするメリット

貸店舗で地下店舗

貸店舗探しを行われている方は、地下店舗の物件にどういったイメージを持たれていますか?
本記事では貸店舗探しにおける、地下店舗を選ぶメリットや注意点についてご紹介していきます。

【貸店舗探し】地下店舗にするメリット

地下店舗にするメリット

貸店舗探しにおける、地下店舗にするメリットをご紹介します。

賃料が低い傾向にある

地下店舗のメリットとして、賃料が低めである点が挙げられます。
賃料が低いと、保証金や前賃料といった初期費用を抑えることができます。

コストカットが可能になれば、内装デザインや集客活動といったものに予算を回すことができるのです。
人通りの多い駅周辺・繁華街などで店舗を開業したいという場合でも、賃料が高い・空き物件が無いといった問題から物件が見つからないことがあります。
一方、地下店舗であれば、同じエリアでもお手頃な物件を探しやすいというものがあります。

遮音性が高め

遮音性が高めであるという点もメリットの一つです。
地下に店舗が位置しているため外からの騒音が入りづらく、静かで落ち着いた店舗をデザインしやすいということが言えます。
お店の外に音が漏れにくいため、店舗によっては店舗内で楽器演奏を行うこともできるでしょう。
ただ楽器演奏に関しては、その物件の貸主に許可を取っておくようにしてください。
また半地下であっても窓が施工されていたり、ドライエリアが施工されていたりする場合、遮音性が低くなってしまう傾向にあります。

独特の雰囲気を演出しやすい

物件の位置・周辺環境により、隠れ家的な雰囲気を演出することができます。
独特の雰囲気を演出しやすいという点も、地下店舗のメリットに含まれると言えるでしょう。
たとえばバーの内装をおしゃれにデザインすることで、賑わいある街中から離れた非日常の空間を提供することができます。

耐震性が高い

地下店舗のメリットとして、耐震性が高いという点も挙げられます。
地盤に囲まれていて地上に出ている部分が非常に少ないということから、路面店や空中店舗と比較すると揺れにくくなっているためです。
ただ地下店舗の場合、耐震性が担保されているため安心とは限らないのです。
震源地・断層の場所によって、物件の振れ方が変わるという点には注意しなければなりません。

【貸店舗探し】地下店舗を選ぶ時の注意点

地下店舗を選ぶ時の注意点

貸店舗探しにおける、地下店舗を選ぶ時の注意点をご紹介します。

視認性が低い

路面店と比較すると視認性が低めであるため、飛び込みの通行客からの集客は得にくいと考えらます。
店内の様子が見えにくい・階段が薄暗いなどから、少々入店しにくいという印象を与えてしまうこともあるでしょう。
しかし路面店と比較すると賃料が低めであるため、サービスや広告に費用をかけることができます。

換気がしづらい

窓が無い状態で、外気に接することができる範囲が限られているのも地下店舗のネックな部分です。
空気の入れ替えが不十分な環境ではどうしても室内に熱・湿度がこもってしまうので、カビの発生・顧客の居心地の悪さにつながりかねません。
お客様に快適に過ごしてもらうためにも、空気の通り道を確保することは非常に大切です。

おわりに

本記事では貸店舗探しにおける、地下店舗を選ぶメリットや注意点についてご紹介しました。
貸店舗探しの際、地下店舗は物件の候補から外すという方も多いかもしれません。
しかしコストを抑えることができたり、雰囲気のある空間づくりがしやすかったりと魅力もたくさんあるのが地下店舗です。

迷われている方は今回ご紹介したメリットと注意点について、どちらの視点からも見てみるようにし、自身の店舗に合った物件を選ぶようにしてみてくださいね。

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著者情報

賃貸住宅サービス

賃貸住宅サービス住まいのお役立ち情報編集部 株式会社グラート

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