お部屋を内覧する際はココを見る! 内覧・下見チェックポイント

賃貸を内覧するコツとチェックポイント

こんなはずではなかったのに・・・
入居してからイメージが違った!
賃貸物件に住んでみてこんな思いをしたくはありませんよね?
実際にお部屋も見に行って、この部屋なら間違いないとその時には思ったのに、どうしてもっとよく見ておかなかったんだろうと後悔しないようにしたいものです。
そこで、賃貸仲介のプロに内覧でチェックしておくべき下見のポイントを聞いてみました。

お部屋を内覧する際はココを見る! 内覧・下見チェックポイント

内覧・下見チェックポイント

■収納の広さ、数
収納の大きさは部屋が多少小さくても、カバーしてくれる事が多々あります。
収納が無い部屋はすごく広い部屋でも、自前で収納を用意しなくてはいけません。こだわりの家具を配置したい方は別として、一般的に収納があって、広い方が良いでしょう。内覧した際は、収納の容量を(高さや奥行き)確認しておきましょう。

併せて収納にカビが生えていないかも確認しておきましょう。大切な衣類を収納する場所です。お気に入りの洋服にカビが生えたや、革製のバックにカビが生えたとショックを受けることも・・・

■コンセントの数、場所
テレビやパソコン、キッチン周りでは、冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトルなど、たくさんの電化製品を使うためにコンセントが足りなくなる場合も少なくありません。
特に古いアパートなどになるとアンペアが足りなくなる場合もあります。少ないコンセントにたこ足してしまうと火災発生の原因になる恐れもあります。自分の持っている電化製品の数を把握してから内覧しましょう。

■キッチンの使い勝手、コンロの種類(ガス・電気・IH)
まずガスキッチンでもプロパンガス・都市ガスと違いがあります。プロパンガスは月々の値段が都市ガスと比べると少し高いので注意しましょう。
コンロを持込みの場合、購入時に都市ガス用とプロパンガス用が有るので確認が必要です。(最近のコンロは両方使えることが多いようです)
電気キッチン・IHコンロ等の種類もあり電気コンロで使えていた鍋がIHコンロで使えないということもしばしば。IHコンロで使える鍋やフライパンも新しく購入しなくてはいけないことになりまねませんので確認が必要です。

■エアコンや照明器具の設備
エアコンは室内についていても設備ではなく、残置物として扱われる物件もたくさんあります。入居後故障時に直して頂けるかを不動産会社に確認して下さい。
照明器具についても内覧した際にあっても入居した時にはない等の事もあります。ついていても気に入らない照明器具は取り外しが可能か確認が必要です。照明器具も設備なのか残置物なのか確認が必要です。

■日当たり、風通し
内覧は明るい時間に行きましょう。暗くなってからでは日当たり具合がわからないだけでなく、部屋に照明器具が無い場合は暗くてしっかり部屋の設備が確認できない場合もあります。
物件資料だけで判断するのではなく、ベランダの向きが南向きでも前に高い建物が建っていて実際は暗かったり。北向きと書いてあっても角部屋で出窓があって明るかったり色々です。
また窓を開けてみて風通しも確認しておいてください。方位磁石で向きを確認するのもオススメです。

■ベランダの向き・広さ
ベランダに出て日当たりはもちろん、屋根があるかないか、洗濯物や布団を干す洗濯竿をかけられる設備があるかも確認しておきましょう。
ベランダに出た際には網戸も有無やカーテンレールの有無などもついでに確認しておきましょう。内覧時にカーテンの寸法なども測っておくと入居までにカーテンを購入できるので役立ちます。

■洗濯機置き場、設置できる洗濯機の大きさ(ドラム式洗濯機)
室内洗濯機置き場の場合は洗濯パンの大きさでおける洗濯機の大きさが変わってきます。必ず洗濯パンの大きさを確認しましょう。
最近主流になってきたドラム型洗濯機も洗濯パンに入るからと容易に考えてしまわず、洗濯機置き場まで洗濯機が通れるか通路やドアの大きさも確認しておきましょう。
洗濯機がベランダに設置の場合は排水溝の確認やコンセント、洗濯機に雨がかかるのかも確認が必要です。

■室内の壊れているところや傷があるかどうか
フローリングの傷、カーペットの汚れ、壁紙の汚れや、その他目立つ傷はないか確認しましょう。壊れている場所や汚れは借りる時までに直してもらえるのか、もらえないのか聞いてみるといいでしょう。
部屋のドアや襖、網戸などもスムーズに動くかも確認しておきましょう。実際に動かしてみて下さい。少しの間住んでいないだけでも、動かしづらくなっていることも・・・

■携帯電話の電波状況
最近は固定電話ではなく、携帯電話だけで済ませている方も多いでしょう。であれば電波の確認は必ず必要です。向かいに大きな建物があったり半地下の様な1階は特に注意が必要です。同じ室内でも電波が入りやすいところ、入りにくいところもあるので要注意です。

■インターネット環境
最近ではインターネット料金込みのマンションなども登場しており入居日から直ぐにインターネットが使えることが多いです。この場合、自分の好きなプロバイダーが使えない場合もありますし、以前使っていたプロバイダーを解約し違約金など掛かるというようなデメリットもあります。
その他に玄関などに光インターネット対応などの表記が出ている物件もありますが、契約しても当日から使えるところは少ないので入居されるまでに不動産会社に確認して前もって手続きをしておきましょう。(開通に2~3週間かかることも・・・)
中にはネットの環境が無い物件もあるので不動産会社に確認しておいてください。

最後に
内覧に行く際は現在お持ちの家具がおけるかどうかサイズを調べていくのがベター。
下見の時にメジャーで測っておきましょう。沢山物件を見たとき忘れがちになるので、デジカメや携帯電話で室内写真を撮っておきましょう。
チェックリストなどを作って持って行くのも良いでしょう。
最終的には生活のイメージが出来るか?住みたいと思えるか?で判断して下さい。

著者情報

賃貸住宅サービス

賃貸住宅サービス住まいのお役立ち情報編集部 株式会社グラート

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