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飲食店を開業|繁華街のメリットデメリット
繁華街には、さまざまな年齢層・場所から人が集まります。
飲食店の数も多く、時間帯問わず常に賑わいを見せるエリアと言っても過言ではありません。
本記事では、そんな繁華街に飲食店を開業するメリットとデメリットについてご紹介していきます。
繁華街に飲食店を開業するメリット
繁華街に飲食店を開業するメリットをご紹介します。
ターゲットの幅が広い
繁華街に飲食店を開業することで、若い世代を中心としたターゲット集客を行うことが期待できるでしょう。
アルコール提供を行っている飲食店も多く、飲食店に勤務するスタッフが夜間に多く行き交うことで集客を見込むこともできます。
時間を問わずに集客が見込める
繁華街の主なターゲットは、比較的遅い時間まで活動している若者です。
そのため時間に捉われることなく、安定した集客を見込むことができるでしょう。
土日や休日にはとくに人が集まりやすい
繁華街には土日・休日になるととくに多くの人が集まるようになります。
その曜日にあわせてお店を営業させておくことで、多くの売上を出すことができるでしょう。
平日も安定した人通りがあるため、集客に関しては悩まされることはあまり無いと言えます。
繁華街に飲食店を開業するデメリット
繁華街に飲食店を開業するデメリットをご紹介します。
競合が多い
繁華街には多くの飲食店が開業する一方で、多くの店がすぐに閉店するという特徴もあります。
人通りの面から立地としては問題ありませんが、競合の数が多いということが問題として挙げられます。
その店でなければ味わえない味や接客、内装・外装のオリジナリティなど、他店と差別化してお客さんに足を運んでもらわなければなりません。
しかし個性的なお店やメニューなどを強調し過ぎてしまうと、お客さんを選んでしまうことにもなるため注意が必要です。
費用面が比較的高め
通常の立地での飲食店開業よりも費用面は比較的高額になる傾向があります。
家賃・保証金・地価などのさまざまな点で高くついてしまうことが考えられます。
繁華街に飲食店を開業する時のポイント
繁華街に飲食店を開業する際には、ポイントをいくつか押さえておく必要があります。
路面店以外の物件形態も検討する
繁華街には路面店に限らず地下店や空中店などもあるため、そのような物件を検討するのもおすすめです。
路面店はお客さんが入店しやすいことから集客には適していますが、そのような物件は家賃や保証料などの費用面が高額になるケースが多いです。
売上を予想し、固定費の割合を検討しておく
また家賃や保証料が高額であるとなると、その分の利益を上げなければなりません。
そのためにはご自身の店舗での売上を一度予想し、どのような割合で家賃や保証料に充てられるのかを検討しておくことが大切です。
この際の重要なポイントとしては、家賃を長期間払い続けてもお店に負担がかからないかということ。
家賃は固定の金額であるため、店舗の売上が落ちても変動することがありません。
家賃を1ヶ月分の費用として計算するというのではなく、1年間の固定費として考えるようにしましょう。
競合との差別化を図る
競合店舗との差別化を図るということも重要です。
競合との差別化するにあたっては、一度競合店に足を運んでリサーチしてみるようにしましょう。
競合との差別化が無ければリピーターを増やすことも難しくなるため、立地やターゲットである客層などの項目をいくつか絞り、しっかりと調査することが大切です。
おわりに
本記事では、繁華街に飲食店を開業するメリットとデメリットについてご紹介しました。
繁華街に飲食店を開業するメリット・デメリットをしっかりと押さえておくことは、自身の店舗を成功させることにもつながるでしょう。