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テナント物件探し スケルトン物件とは
テナント物件をお探しの方であれば、「スケルトン物件」という文字を目にされたことがあるのではないでしょうか?
本記事では、テナント物件探しの際に知っておきたい「スケルトン物件」についてご紹介していきます。
スケルトン物件とは?
スケルトン物件とは、コンクリート打ちっぱなしで、配線や配管もむき出しの状態になっている状態の物件のことを指します。
そもそも建築業界におけるスケルトンとは、柱・壁・天井・床などの建物の躯体となる「骨組み」部分を意味しています。
「何もない状態で物件の引き渡しができる」というのがスケルトン物件の魅力なのです。
スケルトン物件のメリット
こちらでは、スケルトン物件のメリットについてご紹介します。
自分の理想空間を作れる
スケルトン物件の一番のメリットとも言えるのが、「何もない状態から自分の理想とする空間を作り上げることができる」という点です。
ご自身が思い描くイメージに合わせて床・壁・天井や照明などを変えたり、装飾したりということが可能です。
「空間づくりにこだわりを持ちたい!」という方であれば、スケルトン物件をおすすめします。
設備を新しいものにできる
前のテナント設備は残されていないため、一から設備を設置できます。
経年劣化している設備というものが無いので、すべて最新の設備で統一することも可能です。
部分的に中古品や昔の型を導入するのも良いですね。
「これは最新、これは少し前のタイプで」などと、一つひとつの設備を好きなように選んで設置できるのもスケルトン物件の魅力です。
空間イメージを一新できる
前のテナント設備は残されていないため、一から設備を設置できます。
経年劣化している設備というものが無いので、すべて最新の設備で統一することも可能です。
部分的に中古品や昔の型を導入するのも良いですね。
「これは最新、これは少し前のタイプで」などと、一つひとつの設備を好きなように選んで設置できるのもスケルトン物件の魅力です。
スケルトン物件を選ぶ際の注意点
スケルトン物件を選ぶ際の注意点も見ておきましょう。
内装・設備に費用がかかる
スケルトン物件は内装・設備が何もない分、すべてご自身で内装に必要なもの・設備・装飾品などを購入しなければなりません。
すべてのものをそろえるとなると、費用はそれなりにかかってきます。
もちろんこの費用は空間の内容・設備・装飾によって異なるため、スケルトン物件を契約される前に大まかな予算も考えておくことをおすすめします。
工事期間が長くなる傾向にある
スケルトン物件は内装づくりや設備設置に限らず、水道・電気・空調などの工事も行わなければなりません。
水道工事・電気工事・空調工事・内装工事といったように順番に工事を行っていくため、必然的に工事期間が長くなる傾向にあるのです。
加えて工事期間中であってもテナントの賃料・共益費はかかるため、長期になるほど空家賃を支払うことになるのです。
物件退去時には解体費用がかかる
物件の退去時は、「借りた状態に戻してから返す(原状復帰)」のが一般的です。
スケルトン物件では内装・装飾・設備などすべてのものを撤去する必要があるため、手がかかる部分が多いほど退去作業の時間や手間もかかってしまいます。
そのためスケルトン物件を選ぶ際には、退去する際のことも頭に入れておくと良いかもしれません。
おわりに
本記事では、テナント物件探しの際に知っておきたい「スケルトン物件」についてご紹介しました。
スケルトン物件には多くのメリットがありますが、初期費用や退去時のことを考えると費用面や作業面に関して注意を払っておく必要があります。
ただし唯一無二の空間を実現させることができるため、「こういった空間にしたい!」という想いやイメージが強くある方は、ぜひスケルトン物件を選択してみてくださいね。